本ファンドは、運営者で且つ貸付先でもあるSAMURAI ASSET FINANCE株式会社(以下、「貸付先」という。)の営む貸付事業に対し、SAMURAI CAPITAL MANAGEMENT1号合同会社(以下、「営業者」という。)が実施する貸付資金を募集するファンドとなります。
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リファイナンスとブリッジの両機能を備えた短期運用型ファンド
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元利金一括償還方式による短期運用
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未回収リスクを抑えた商品設計
point01
リファイナンスとブリッジの両機能を備えた短期運用型ファンド
既存ファンド※1において、最終資金需要者からの返済(投資持分解約金)の着金が当初予定より約2ヶ月遅れる見込み※2※3となりました。このため、既存ファンドを延長すると、本来運営者が負うべきリコース義務※4を投資家に転嫁することになり、既存ファンドの契約上の趣旨が損なわれる可能性があります。
そこで本ファンドでは、運営者が既存ファンドへの返済義務を履行するための資金を新規に調達し、最終資金需要者からの返済金を原資として本ファンドへ償還する仕組みとしています※5。
本ファンドは、既存ファンドの返済資金を借換えするリファイナンスファンドであり、同時に最終資金需要者からの返済資金着金までの短期資金を供給するブリッジ機能も有する短期運用型ファンドです。
※1.対象となる「既存ファンド」は、ファンドID603、613、639、653、655、715の計6本です。
※2.最終資金需要者の対象資産の価値、解約請求状況、および発行体からの返済スケジュールについて確認済みです。
※3.運営者と最終資金需要者間の金銭消費貸借契約については、弁済期日を2025年12月12日とする延長契約を締結予定です。なお、返済原資としている対象資産はオープンエンド型のファンドであり、最終資金需要者と当該ファンドの発行体間の事務手続きの都合により解約後の着金が想定より時間を要し、当初弁済期日の2025年9月16日より遅れることが判明したことによるものです。
※4.既存ファンドにおける営業者から運営者への貸付はリコースローンの形態であり、運営者は最終資金需要者からの返済が遅れても、既存ファンドの償還期日に営業者へ返済する義務を負っています。
※5本ファンドが不成立の場合でも、運営者が営業者に対して当該借入を返済できることを確認済みです。
point02
元利金一括償還方式による短期運用
本ファンドは、運用終了時に元利金が一括で償還される方式となります。
本ファンドは、運用終了まで分配が発生しないため、分配金を再投資する手間がなく、資産管理が非常にシンプルです。また、元金がまとめて返還されるため、一定期間の運用後に資産を確保でき、計画的に資金を活用することが可能です。
■元利金一括償還方式のイメージ

point03
未回収リスクを抑えた商品設計
本ファンドは、運営者として営業者の親会社であるSAMURAI ASSET FINANCE株式会社を貸付先とし、営業者から貸付先への貸付形態はリコースローンとしています。このようなスキームとすることで、万が一、最終資金需要者の財務状況が悪化等に陥り、最終資金需要者からの貸付金が回収不能の状況となった場合でも貸付先の自己資金又は借換資金による返済によって、ファンド出資金が償還される可能性を高めております。
※ 「リコースローン」とは、貸付金の返済原資が担保資産に限定されず、また保証人や自己資金、借換資金等の返済原資からの返済を追求できる貸付形態となります。
具体的なケースについては、下図をご覧ください。

営業者が貸付先から貸付金を回収できないリスクや貸付先等の倒産リスクが起こる背景には事業リスク、為替リスク、自然災害リスク、経済的リスクなど様々あります。
具体的なリスクについては、契約締結前交付書面をご確認ください。
募集・運用スケジュール
募集期間8日
募集開始
募集終了
運用スケジュール2ヶ月
運用開始
終了予定
投資収益シミュレーション
- <免責事項>
- ※本シミュレーションは将来の運用成果を保証するものではございません。
- ※本シミュレーションは、各ファンドの返済方法(毎月分配・元金一括返済、元利金一括返済、元金分割返済等)に応じて計算された当初予定の運用期間における収益等の概算累計額となります。なお、2013年1月~2037年12月までの源泉徴収額には、復興特別所得税を含み計算されています。
- ※本シミュレーションの内容については、予告なく変更される場合があります。
- ※本シミュレーション及び掲載された情報を利用することで生じるいかなる損害(直接的、間接的を問わず)についても、当社は一切の責任を負うものではありません。投資にあたっては、必ずご自身の責任において最終的に判断してください。
- <本シミュレーションの前提条件>
- ※計算結果は円未満の端数を切り捨てています。
- ※ご利用環境により本シミュレーション機能が正しく動作しない場合があります。
- ※端数切捨て、投資家の出資人数等の按分率によって誤差が生じる場合もございます。
- ※返済日(返済日が土日祝日の場合は翌営業日)を基準に月ごとに金利の計算を行っているため、誤差が生じる場合がございます。
本匿名組合は、日本円で投資いただけます。分配・償還も日本円で行われます。
本匿名組合の貸付先は最終資金需要者に対して米国ドル建てで貸付を行いますが、営業者から貸付先への貸付は円建てとなるため、本ファンドは為替変動の影響を直接的には受けにくい商品としております。
本匿名組合は、商法第 535 条に規定される匿名組合と呼ばれる契約形態により組成されております。
匿名組合契約とは、出資者(匿名組合員)が営業者の事業のために出資し、営業者がその事業より生ずる利益を出資者に分配することを約束する契約形態です。
本匿名組合の概要
本匿名組合は、営業者が貸付先に対して貸付(以下、「本件貸付」という。)を行う貸付型クラウドファンディングとなります。
本匿名組合は、営業者が実施する、貸付先への貸付事業から生ずる収益を出資者に分配するものです。
なお、本匿名組合では、募集終了時点において本匿名組合に対する申込金額が最低成立金額を上回り、本匿名組合契約の成立を以てして、当該申込金額を営業者が貸付先に対して貸付を実行いたします。
●本匿名組合に関する審査体制及び審査結果の概要はこちら
本件貸付の資金使途
営業者の資金使途は貸付先が行う営業者への返済に係る借換資金となります。
本件貸付にかかる営業者と貸付先の貸付期間は2025年9月16日から2025年12月12日となっております。
貸付先から営業者への返済については、最終資金需要者からの返済資金、自己資金又は借換資金を予定しております。
将来、最終資金需要者からの返済が行われない等により貸付先が営業者への返済が滞る状況が発生した場合には、貸付先は借換えによって本ファンドを返済する可能性があります。
なお、借換えにあたっては以下の方法にてその返済資金を調達します。
① 別ファンドを組成し、そのファンドへの出資金による返済
② 貸付先の親会社等からの借入又は出資による返済
また万が一、上記の借換えが行われなかった場合、貸付先は営業者への返済が遅延又は困難になるおそれがあります。
貸付先の資金使途は事業資金(営業者を含む関係会社への返済金を含む。)となります。
回収可能性の概要
営業者は、本ファンドにおける貸付先の返済可能性について以下のとおり判断しています。
●返済原資の確実性
主たる返済原資は最終資金需要者から貸付先への返済金(投資持分解約金)となります。両社間の契約延長が合意済みであり、返済期日・利息条件等は明確に定められています。これに基づき、当該返済金は本ファンドへの償還に充当される見込みです。
●補完的な返済資金
万一、最終資金需要者からの返済が遅延または不履行となった場合でも、貸付先は自己資金または借換資金等を活用して返済することを想定しており、営業者はこれを確認しています。
●リスク管理と対応方針
市場環境や最終資金需要者の事業状況によって返済に影響が及ぶリスクはありますが、当社は、営業者を通じて貸付先および最終資金需要者の契約履行状況を継続的にモニタリングし、必要に応じて是正措置や投資家への情報開示を行う方針です。
本件貸付条件及び事業計画
営業者から貸付先に対する貸付条件および事業計画は以下の通りです。
●貸付条件

●事業計画

上記の事業計画表は出資金額が出資募集金額の総額に達した場合を想定したものとなります。したがって、本匿名組合における最終的な出資金額によっては、事業計画表にある通りの利息を得られない可能性があります。また、営業者が貸付先との契約条件に基づき作成した事業計画上の見込みであり、将来を保証するものではありません。実際の償還時期・金額は、貸付先による期限前弁済(繰上返済)や延滞等により、変更される可能性があります。
営業者について
●会社概要

●審査体制
貸付にあたって、貸付先が審査基準に沿った貸付をおこなっているかどうか、また貸付先の返済計画が妥当であるかを審査しています。
●貸付債権の管理
貸付債権の管理については、貸付日または必要に応じて少なくとも四半期に1回、貸付先に対してモニタリングを実施し、返済計画の進捗状況等を確認しています。
●回収方針・体制
貸付の返済が遅延した場合や滞った場合は、回収業務を以下の要領で行っております。
(1) 貸付先に対する、電話、書面、訪問等の督促の実施
(2) 法的措置(担保権がある場合は担保権の実行)
(3) サービサーへの債権譲渡
●グループ会社を介在させる理由
貸付先(運営者)の経理業務・管理事務全般の効率化、また、貸付先(運営者)が為替変動リスクを負担し、さらに、最終資金需要者の信用が悪化した場合でも回収リスクを逓減できるため、営業者の貸付先としてグループ会社(営業者の親会社であるSAMURAI ASSET FINANCE株式会社)を介在させております。
●財務情報はこちら
貸付先(運営者)について
●会社概要

●SAMURAI ASSET FINANCEの貸付審査体制
(1) 貸付や不動産の経験豊富なプロによる審査で貸し倒れリスクを評価
(2) 最終資金需要者の返済計画や事業計画、担保、保証人に関する情報を審査。審査により承認された貸付のみを実行。
(3) 最終資金需要者の返済や返済状況を逐次モニタリング
●SAMURAI ASSET FINANCEにおける貸付審査の流れ
STEP.1 反社チェック、実在性の確認、財務内容の確認等を実施。最終資金需要者と経済条件が合うかを事前に協議。
STEP.2 事業計画や返済計画、担保・保証人に関する情報を最終資金需要者から受領し、返済・回収可能性を審査。
STEP.3 審査結果に基づき、貸付実行の可否を決定。
●貸付債権の管理
貸付債権の管理については、貸付日または必要に応じて少なくとも四半期に1回、貸付先に対してモニタリングを実施し、返済計画の進捗状況等を確認しています。
●回収方針・体制
貸付の返済が遅延した場合や滞った場合は、回収業務を以下の要領で行っております。
(1) 貸付先に対する、電話、書面、訪問等の督促の実施
(2) 債務保証等がある場合は、保証履行請求の実施
(3) 法的措置(担保権の実行※、破産申し立て、差し押さえ等)
※対抗要件が未具備の場合は、対抗要件を具備後、担保権を実行する。
(4) サービサーへの債権譲渡
●財務情報はこちら
●会社HPはこちら
リスク説明
本募集に係るリスク・留意事項につきましては、「重要事項・リスク事項」、及び「締結前交付書面(重要事項説明書)」等をご確認ください。
分別管理について
営業者は、出資金を以下の匿名組合出資口座において、営業者の固有の財産と分別して管理し、本事業の目的のためにのみこれを使用します。
本匿名組合における分別管理口座についてはこちらからご確認ください。
ファンド報告書の交付について
営業者は、出資者に対し、各対象期間(但し、1年を超えない期間とします。)の末日経過後速やかに、当該対象期間に行った配当利益の分配額等を記載した取引残高報告書及び事業年度末とファンド運用終了時に事業の概要やファンドの会計情報、貸付先の状況などを記載した運用状況の報告書を営業者より当社が委託を受けて、営業者が提供する資料を基に作成し、マイページにて掲載いたします。
申込の撤回について
本ファンドは募集期間中及び募集終了後(募集終了当日を含めた8日間)において申込の撤回を行うことができます。
● 募集期間中
オルタナバンクへログイン後、マイページの「投資履歴」>「投資申込中」よりキャンセルを行うことができます。
● 募集終了後(募集終了当日を含めた8日間)
オルタナバンクへログイン後、マイページの「投資履歴」>「募集終了」より申込の撤回をすることができます。
※募集終了予定日より前に満額成立した場合は、満額成立当日を含めた8日間が申込の撤回期間となります。
こちらの情報は投資家限定情報となります。
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