本ファンドは、運営者で且つ貸付先でもあるSAMURAI ASSET FINANCE株式会社(以下、「貸付先」という。)の営む貸付事業に対し、SAMURAI CAPITAL MANAGEMENT1号合同会社(以下、「営業者」という。)が実施する貸付資金を募集するファンドとなります。
-
東南アジアで拡大するFintechグループへの短期貸付
-
1年を想定した貸付と担保による回収保全の仕組み
-
社債購入スキームを通じたFintech事業者への間接投資
point01
東南アジアで拡大するFintechグループへの短期貸付
本ファンドの最終的な資金調達会社はStreetcorner Fintech Pte.Ltd.(シンガポール籍)です。
同社はAkulakuグループ内の資金調達専用会社であり、本貸付による資金は、グループの中核事業であるインドネシアでのデジタル金融サービス事業に活用されます。
Akulakuグループは、インドネシアを中心にフィリピン、マレーシア、タイで事業を展開する総合Fintech企業です。2016年の設立以来、BNPL※1やデジタルレンディングを提供し、顧客の多様な資金ニーズに応えてきました。
さらに、インドネシア及びフィリピンに商業銀行を傘下に持ち、デジタルバンキングサービスを展開することで、幅広い金融ソリューションを提供しています。2024年12月時点で顧客数は5,800万人に達し、日本の最大手銀行を含む著名な投資家からの出資を受けることで、今後さらなる成長が期待される企業です。
※1.BNPL (Buy Now, Pay Later) 商品やサービスを購入した際に、その購入代金を後払いできる仕組み。
point02
1年を想定した貸付と担保による回収保全の仕組み
Akulakuグループが提供するBNPLやデジタルレンディングといった主力商品は、いずれも12ヶ月以内に完結する短期商品です。そのため、同グループにおける資金調達ニーズも短期中心となっています。本件においても、最終資金需要者に対する貸付期間は1年間に設定しており、長期の経済や市場の変化による影響を抑えることが可能です。
社債発行会社は資金調達会社であるStreetcorner Fintech Pte.Ltd.への貸付に対して、Akulakuグループの中核事業会社であるインドネシア法人 PT Akulaku Silvrr Indonesiaが保有する営業貸付債権を担保とし、LTV※2約75%※3の水準で担保設定を行います。なお、この担保設定に係る担保設定契約は、社債発行会社の担保設定代理人と PT Akulaku Silvrr Indonesiaの二者間で締結されています。
また、上記の担保設定代理人へ委任するにあたって、社債発行会社・担保設定代理人・最終資金需要者の三者間で担保代理契約(Security Agent Agreement)を締結し、当該担保設定代理人が社債権者である最終資金需要者のために担保権の設定・管理を行うこととなっております。これにより、担保による回収保全に努めた仕組みを採用しています。
※2.LTV(Loan to Value):貸付金額が担保資産の価値に対してどの程度の割合を占めるかを示す指標。例:担保資産1億円に対し貸付金額7,500万円の場合、LTVは75%となる。
※3.評価時点の算定に基づく目安であり、担保価値は変動し換価・回収に時間や費用を要する場合があります。
point03
社債購入スキームを通じたFintech事業者への間接投資
本ファンドでは、営業者と貸付先間の貸付はノンリコースローン(下図①)となっています。これにより、投資家の皆様の資金が最終的にどの資産に紐づいているかが明確となり、より透明性の高い設計となっています。
また、貸付先は最終資金需要者に対し、購入する社債を担保にノンリコースローン(下図②)を行います。当該購入する社債(下図③)は最終資金需要者への貸付債権(下図④)に紐づいた社債となります。
そのため、最終資金需要者による社債発行会社への借入金の利払・返済が行われることにより、社債発行会社から最終資金需要者に対して社債の利払・償還が支払われます。最終資金需要者は、社債の利払金・償還金を原資として、貸付先へ借入金の利払・返済が行われ、貸付先から営業者に対して、本ファンドによる貸付金の利払・返済が行われます。
※3.貸付先は最終資金需要者が保有する社債に対して担保設定を行っていますが、万が一最終資金需要者がデフォルト又は倒産し、貸付先が担保権の行使をするも最終資金需要者の社債返済が不可能であった場合には、投資家の皆様への返済が滞り、また元本が毀損する場合があります。
■最終資金需要者までのお金の流れ
■最終資金需要者からStreetcorner Fintech Pte.Ltd.までのお金の流れ
募集・運用スケジュール
投資収益シミュレーション
投資金額入力 | 万円 |
---|---|
税引前収益 | 0円 |
源泉徴収額 | 0円 |
税引き後収益 | 0円 |
- <免責事項>
- ※本シミュレーションは将来の運用成果を保証するものではございません。
- ※本シミュレーションは、各ファンドの返済方法(毎月分配・元金一括返済、元利金一括返済、元金分割返済等)に応じて計算された当初予定の運用期間における収益等の概算累計額となります。なお、2013年1月~2037年12月までの源泉徴収額には、復興特別所得税を含み計算されています。
- ※本シミュレーションの内容については、予告なく変更される場合があります。
- ※本シミュレーション及び掲載された情報を利用することで生じるいかなる損害(直接的、間接的を問わず)についても、当社は一切の責任を負うものではありません。投資にあたっては、必ずご自身の責任において最終的に判断してください。
- <本シミュレーションの前提条件>
- ※計算結果は円未満の端数を切り捨てています。
- ※ご利用環境により本シミュレーション機能が正しく動作しない場合があります。
- ※端数切捨て、投資家の出資人数等の按分率によって誤差が生じる場合もございます。
- ※返済日(返済日が土日祝日の場合は翌営業日)を基準に月ごとに金利の計算を行っているため、誤差が生じる場合がございます。